2015年7月5日日曜日

タモリ倶楽部『あら便利!でももう要らない絶滅文房具ショー2015』の感想メモ

タモリ倶楽部
『あら便利!でももう要らない絶滅文房具ショー2015』
2015年6月27日(土)0:20~0:50放送
【番組内容】
「あら便利!でももう要らない絶滅文房具ショー2015」時代の波に乗り遅れ絶滅してしまった文房具を大発掘!まずは珍品の宝庫鉛筆削り、鰹節削り型やバリカン型。またムカデ針やワイヤー針など針の形が特殊だったホチキス、昔の海外のものやタイプライター用に懐かしい戦時中消しゴム。現在もわずかに残る万年筆のインク吸いや、2つの液体を順につけると文字が消えるインク消しなど哀愁溢れる文房具続々!
■出演者
タモリ、児嶋一哉(アンジャッシュ)、渡辺祐、大宮エリー、安齋肇(ソラミミスト)
タモリ倶楽部 - Wikipedia
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]
タモリ倶楽部THEビデオ [VHS]

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★今回の企画内容・・・↓
日々進化を続ける文房具の世界で、静かにその役割を終えた
貴重な遺物たちが大集合!
『あら便利!でももう要らない絶滅文房具ショー2015』

今回番組内で紹介された文房具たち→年代物のためか、ほとんどが少々汚れて傷んでしまっていました・・・しかしその汚れに哀愁というか風情みたいなものを感じ取ることができました・・・
(100円均一のショップで買った真新しいプラスチック文房具には決して抱くことない感情↓)
哀愁のある文房具たちに・・・妙な愛おしさを感じました・・・


オープニングトーク・・・↓
タモリ「『文房具屋さん大賞』というのがあって・・・
今年(2015年)は『どれだけ力を入れても折れないシャープペンシル』というのが大賞を受賞したそうです・・・」

ちょっと気になったので調べてみました↓
文房具屋さん大賞 - 扶桑社
http://www.fusosha.co.jp/special/bunbougu/
マジでありました↓
★デルガード【ゼブラ】価格450円(税別)
ゼブラ シャープペン デルガード 0.5mm P-MA85-LB ライトブルー
ゼブラ シャープペン デルガード 0.5mm P-MA85-LB ライトブルー
どんなに強い力を込めても芯が折れないシャープペンシルを実現!
↑このコピー・・・にわかには信じがたいけど・・・レビュー見てると本当に折れないらしい・・・
というか普通のシャープペンシルでもそんなに芯が折れるイメージはないのですが・・・


文科系ゲスト→渡辺祐&大宮エリー

渡辺祐
街のヘンなもの! VOW 30周年スペシャル ベスト オブ VOW
街のヘンなもの! VOW 30周年スペシャル
渡辺祐 - Wikipedia
『VOW』(新聞・雑誌の誤植や街で見つけたヘンなもの「看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店等」の写真を投稿するコーナー)の初代総本部長です。
※私、VOWが大好きで、数年前にVOW全巻を集めるために古本屋めぐりをしたことがあります・・・
(確か、ほしかった古いやつは全巻揃ったはず・・・)
VOWを読んでいると妙にノスタルジック&和やかな気持ちになって心が癒されるのです・・・
森山直太朗のコメント「VOWは私にとってバイブルそのもの」・・・←本当にこの気持ちがよくわかります。

大宮エリー
なんとか生きてますッ
なんとか生きてますッ
大宮エリー - Wikipedia
日本の脚本家、CMディレクター、映画監督、作家、エッセイスト、コピーライター、演出家、ラジオパーソナリティ。(←多彩すぎます・・・何が本職なんだこの人・・・)

絶滅芸人児嶋一哉(アンジャッシュ)
アンジャッシュ児嶋一哉 ソロコントライブVOL.1 「タンピン」 [DVD]
アンジャッシュ児嶋一哉 ソロコントライブVOL.1 「タンピン」 [DVD]

番組内でいじられまくる児嶋が凄く面白かったです。
(わりと見慣れた光景なんですが、なぜか自然に笑ってしまう・・・)
おそらく古い文房具いじりだけではバラエティ番組としてイマイチ盛り上がりに欠けると考えて→児嶋をブッキングしたんだろうと思いますが・・・
↑『要所要所での児嶋いじり』が非常に効果的でハマっていたと感じました・・・

古文房具コレクターのたいみちさん
好きな文房具:消しゴム・クレヨン
※骨董市やオークションでこつこつ集めたコレクションの数は数千点!!
↑・・・たいして収集癖のない私は収集癖のある人に憧れます・・・



【絶滅文房具の登場】

鰹節削り型鉛筆削り器(推定 大正~昭和初期)
ちょっと大き目の消しゴムぐらいのサイズ(かんなの付いた木箱っぽい)・・・鉛筆の削りカスがまるで鰹節のようでした・・・

スズキ鉛筆(魚のスズキの絵が描いてある・・・)

鰹節削り型鉛筆削り器で鉛筆を削るタモリの指先がアップになる・・・↓
けっこう綺麗な丸い爪をしている・・・(ささくれとか傷が一切ない・・・)

バリカン式鉛筆削り器(大正9年に特許登録)
プライヤー、ペンチ、ニッパーみたいな形状をしている・・・
かなり使い古されていて(故障?)、イマイチ鉛筆削りとして機能していなかったけど、これはちょっと格好いい、ほしいと思いました・・・

アメリカE・H・HOTCHKISS社製のホチキス(明治時代)
(針は通称「ムカデ針」※なんかゴツくてエイリアンの尻尾みたいに見えます)

全体的にもデザインがオシャレ・・・ていうか銀色の光沢・質感が本当にエイリアンっぽいんですが・・・
特撮リボルテック018 エイリアン2 ALIENS エイリアン・クィーン ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み アクションフィギュア

8枚×2×2=32枚(←何と成功)※結構な枚数を挟む(とじる)ことができる・・・

ワイヤー式ホチキス(大正時代)
↑・・・「ギィギィーーーギリギリギリ・・・」とても渋い良い音が鳴ります・・・
ノートぐらいの大きさ。見た目は『ドラえもんのタイムマシン』に似ていると思いました・・・
内部構造が複雑で針詰まりが多かった→結果、普及することはなかったそうです・・・



たいみちさんが最も力を入れているという
珠玉の消しゴムコレクション(3000~4000個を所持)
↑・・・ちゃんと妖怪ウォッチの超妖怪大辞典バインダーのように
一個一個をビニールで小分け収納してありました・・・

ヒノデワシ SE7(昭和43年~平成13年〔2001年〕まで販売)
↑渡辺祐が昔持っていたという消しゴム・・・私は初めてみる消しゴムでした・・・

日ノ出向鳥印 野球ゴム
野球選手のイラストが描いてある「わたしは誰でしょう消しゴム」(クイズ)
背番号は何番とかヒントになる文章も書いてある・・・

タイプライター用消しゴム
タイプライターの一行分の幅しかない丸い車輪形をした消しゴム。ハケも付いている・・・
※タイプライターは一度でいいからうってみたいとずっと思っているんだけど、私は英語の読み書きがたいしてできないから、たぶん1分で飽きるんだろうなぁ・・・

海外物:ヨーロッパの消しゴム(推定100年以上前)
金属製のケース(アンティークな消しゴムケース)が非常にゴージャスでした。
↑なんとなく高級ジッポライターっぽく見える(←中の消しゴムが飛び出す仕掛けになっている・・・)

また、一見口紅みたいに見えるケースに入った消しゴムやキーケースっぽい皮の中に入ってるお洒落な消しゴムまで海外には存在していたようです・・・
↑そこまで消しゴムを大切にカバーする必要がはたしてあるのか・・・?・・・海外の感覚はよくわかりません・・・



まだ完全には消えていない絶滅しかけ文房具・・・↓

プロッター(現在も販売中)
コレクト ブロッター 木製 生地塗 P-205
コレクト ブロッター 木製 生地塗 P-205
万年筆などの乾いていないインクを吸い取る道具。
タモリは「吸い取り紙」と呼んでいた・・・

※プロッター→専用の紙=「吸い取り紙」を付けて使用する。広告付き吸い取り紙もあった・・・

タモリ「近所の芳窪堂(よしくぼどう)行ってみよう・・・」
↑・・・何気ないコメントだけど、みんながプッと吹き出して『オチ』としてちゃんと成立していました・・・

インキ消し(現在も販売中)
※万年筆の文字を消すためのインキ消し
ガンジー(ガンヂー)インキ消【万年筆用】 IR-700
ガンジー(ガンヂー)インキ消【万年筆用】 IR-700

【青インクを消す場合・・・赤液→白液の順につける】
【赤インクを消す場合・・・白液→赤液の順につける】
まるで手品(イリュージョン)のように消えることは消えるんだけど・・・イマイチ綺麗に消せてないような・・・ちょっとうすぼやけて汚れている?、紙が塗れてフニャフニャになってるし・・・

※タモリの書く字が達筆すぎてちょっとビビリました・・・



墨汁の素(昭和19年頃)※粉末の墨汁
『ぺんてる』の前身の会社『堀江文海堂(1911年に創業)』が作った商品。
ぺんてる - Wikipedia

黒い粉末を熱湯で溶いて使う・・・
↑番組内でいざ実践してみるものの、うまく混ざってくれない(粉と水が分離した状態)・・・(もしかしたら商品の粉が劣化したから混ざらないのかもしれない?)

一生懸命混ぜている児嶋の手が真っ黒に汚れてしまう・・・
児嶋「だから俺にやらしたのね」

児嶋史上一番難しい漢字→『挨拶』

★児嶋が汚れた手を洗いに行って間に(戻ってくるのを待たず)番組を進行しようとするタモリ倶楽部キャスト&スタッフ一同・・・

児嶋「待ってくれないの?」「普通ちょっと待ってくれるでしょう?」
「ねえ、20秒、30秒待とうよ!」

これが最高に面白かったです・・・


三越製ファウンテンスポンジ
Fountain=泉
ここだけ『何に使う道具なのか?』を当てるクイズ形式に・・・
正解はタモリ。(←いつもタモリが正解しているような気がする・・・)
切手貼り用の携帯スポンジ(大正3年に特許登録:三越呉服店で販売)
※切手を舐める事による ばい菌感染を防ぐ
その他の使い方→書籍を読む際、指先を濡らすことでページをスムーズにめくることができる・・・



最後の絶滅文房具・・・↓

ボールペンくじ(推定昭和30年代)
※番組内で使った『くじ』は、レプリカではなく本物だったのだろうか?(ナレーターの説明を聞くと、どうやら本物っぽいけど・・・)
使ってしまうと価値がなくなるような気がするのですが、同じものが複数あってそこまで貴重ではないのだろうか?・・・まあちょっとよくわかりませんが、「使っちゃって良かったのか?」とふと心配になりました・・・

当たり【1~18 ボールペン】
はずれ【19~80 鉛筆or色鉛筆】

児嶋「こういうのでね、持ってる持ってない出ますからね・・・本当にこういうくじは、僕は大事だと思います」

児嶋が「49」(四苦八苦)という『はずれ数字』をひく・・・(ある意味持ってるのかな?)
↑このオチで番組は終了(スタッフの笑い声が教室にこだまする)・・・


時たま、しみじみ思うのです→タモリ倶楽部ってなんて良い番組なんだろうと・・・
世の中にはまだまだ知らない世界≪サブカルワールド≫が沢山存在するということをわずか30分で(さりげなく嫌味なく)教えてくれます・・・
タモリ倶楽部から得た情報は、学校教科書の内容と違ってなぜか反発することなく素直に受け入れることができちゃうのです。
タモリ倶楽部で得た知識・情報が実際に日常生活で役に立つのかどうかはわかりませんが、
テレビを見ているだけで普通に雑学が身について、妙に『頭が良くなったような感覚(錯覚)』が得られるのは、とても素敵な体験だと思いました・・・
タモリさんは今年で70歳を迎えるらしいのですが、これからも元気でできるだけ長く番組を続けてほしいと思っています・・・(本当になんて良い番組なんだろうか・・・)ガチで貴重な番組だと思います。