2016年2月23日火曜日

昭和の特撮テレビドラマ・スーパー戦隊シリーズ第3作目『バトルフィーバーJ』第1話の感想あれこれ

バトルフィーバーJ Vol.1 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.2 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.3 [DVD]
バトルフィーバーJ Vol.4 [DVD]バトルフィーバーJ Vol.5 [DVD]超合金魂 バトルフィーバーロボ

特撮テレビドラマ
バトルフィーバーJ
1979年2月3日~1980年1月26日(全52回)土曜日放送 18:00~18:30(30分)
制作局:テレビ朝日
監督:竹本弘一 他
原作:八手三郎
脚本:高久進・他
【出演者】谷岡弘規、伊藤武史、伴直弥、倉地雄平、大葉健二、ダイアン・マーチン、萩奈穂美、東千代之介、他
ナレーター:大平透
バトルフィーバーJ - Wikipedia
★『バトルフィーバーJ』(バトルフィーバー ジェイ)は、1979年(昭和54年)2月3日から1980年(昭和55年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜18:00~18:30(JST)に全52話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第3作目に当たる。
スーパー戦隊シリーズ - Wikipedia
ネタバレします
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★東映特撮YouTube Official
https://www.youtube.com/channel/UCEbPgdUbZgme40WpYmR0ocA

※ちょうど今(2016年2月)、東映特撮のYouTube公式チャンネルにて第01話が無料で公開されています。
最初の10分ぐらいを観てつまらなかったら→観るのをやめればいいぐらいの軽い気持ちで観始めたのですが・・・面白すぎて最後まで観てしまいました。

バトルフィーバーJ 第01話[公式] part1
https://www.youtube.com/watch?v=ses3lJqI2n4

※「バトルフィーバーJ」の存在は一応知っていましたが、子供の頃にリアルタイムで観ていたわけではないので、キャラに対してはあまり懐かしいとかそういう感情は芽生えませんでした。(昭和丸出しの映像表現とか画質とか演出等々に関してはかなり懐かしさを覚えました・・・)


オープニングの歌「バトルフィーバーJ」
インパクトがあってノリノリでカッコイイ曲です。
ひとつひとつのカット・映像にこだわりと熱意を感じます。どれも簡単に撮れる映像じゃない・・・一瞬しか映らないカットなのにそれなりの時間とお金をかけて撮影しているというのがよくわかります。

オープニングの歌、バトルケニア(曙四郎:大葉健二)がターザンみたいな格好で街中を子ゾウを連れてパイナップル食べながら歩いてるシーン←無理矢理感が半端ないです。今となってはもはや何がコンセプトなのか(何が良いのか?)・・・訳の分からないシーンです・・・
↑でもこういうキャラクター(イメージ)が昔(この当時)流行っていたのを子供ながらに覚えています・・・
「クロコダイル・ダンディー」とか「伊賀野カバ丸」とか「ムツゴロウ」とか・・・


バトルフィーバーJ第01話のタイトル→突撃!!球場へ走れ
↑・・・タイトルがヒド過ぎると思うのですが・・・第01話全部観ましたが・・・そこをクローズアップする?みたいな・・・まじでなんでこんなあさっての方向のタイトルになったのか意味不明です。「突撃!赤いコウモリ傘の女の正体は!?」とか「突撃!バトルフィーバー始動!」とかの方がまだましだと思うのですが・・・
もしかしたら当時はサッカーより野球が子供達に(大人たちにも)人気があったからそれでこのタイトルをつけたのかも?・・・いや、よくわかりません・・・


「重大事件発生ス、直ちにバトル フィーバー集合セヨ」
↑・・・なんで「バトルフィーバー」召集の号令がレンタカーの請求書に書いてあるのか?・・・しかもそれを子供から素のまま手渡されるという(封筒とかには入っていない・・・)
※↑これ、後でわかったのですが、手渡しをする子供は、いわゆる(一般人)普通の子供ではないく→日高のり子(伊東範子)でバトルフィーバー隊の仲間(ともにエゴスと戦う組織の一員)らしい・・・
日高のり子 - Wikipedia
※声優→代表作に『タッチ』(浅倉南)、『となりのトトロ』(草壁サツキ)、『らんま1/2』(天道あかね)など・・・


な、なんと・・・ビックリしました。
私が大好きな東千代之介が出演しているではないか!?
倉間鉄山(東千代之介)
最初このチョビ髭のおじさんは一体何者だ?最高司令官というわりには顔に厳しさがないし(奇麗すぎる)・・・チョビ髭もなんだか不自然で胡散臭い雰囲気を醸し出してるし・・・なんとなく特撮ドラマの場にそぐわない妙な違和感を覚えていました。
まじまじと顔を見ていてふいに気づきました。「あれ?もしかして?」
場にそぐわないのもそのはず、この人はかつて東映時代劇の二枚目スターだったお方だ。他の出演者達とは実績(格)が違うし、よくもわるくも日本舞踊の家元なので品が良すぎるのです・・・

私が東千代之介を知ったのは2000年代はじめごろ?でした。(リアルタイムでは全く知りません)たまたまBSで放送していた映画『新諸国物語 笛吹童子(1954年) 』『新諸国物語 紅孔雀(1954年 - 1955年)』等々に出演している東千代之介を観てファンになったのです・・・
東千代之介―東映チャンバラ黄金時代 新諸国物語 「笛吹童子」 [DVD]
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東千代之介 - Wikipedia
なぜ私が東千代之介を好きになったか・・・↓
東千代之介が持っている雰囲気が好きだったのです。
上品であまりガツガツしたところがないやさしそうな二枚目。
良い人そうなイメージ。穏やか温厚そう・・・
まあ演じている役柄や立ち居振る舞い等から勝手に人格をイメージしていたわけですが、
wikipediaを見てみると実際の(プライベート時の)東千代之介←本当に良い人だったみたいです・・・
《常に腰が低く、子供を含めたファンやスタッフへも親切かつ丁寧に対応する常識人であり、結婚後は善き家庭人でもあった。》
まあwikipedia情報があてになるかはちょっと置いておきますけど・・・なんとも嬉しくなる情報です。

★美空ひばりの相手役とかもしていたなぁ・・・↓
ひばり捕物帖 かんざし小判 [DVD]
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謎の組織エゴス
現代の科学を超えた科学を崇拝する秘密結社!
「世界に頻発する事件の裏には必ずエゴスの手が蠢いている・・・」
一瞬なんだけど数カット戦争の写真が映るシーンがあるのですが・・・これは本物の戦争写真なんだろうか?
今現在なら考えられない演出だなぁ・・・と思いました。
子供向き番組にしては生々しすぎる・・・


バトルフィーバーの秘密兵器・・・
バトルフィーバーロボ完成まじか!
超合金魂 バトルフィーバーロボ

基地内の工場?っぽい場所で倉間鉄山将軍が秘密兵器のバトルフィーバーロボが近々完成することをみんなに知らせるシーン。
この場面の特撮映像がなかなかリアリティーがあって良かったです・・・
横に動くクレーン(?)が地味に良い・・・
人間がロボを見上げる構図の映像と、ロボが上から人間を見下ろす構図の映像・・・
本当にそこに巨大ロボが存在しているような感覚を覚えました。


■倉間鉄山バトルスーツを着ると能力がアップされる
↑・・・なんだろうか?このざっくりとした説明は(笑)
「君たちはそれぞれ踊りの名手だ踊りのテクニックを戦いにいかし秘密結社エゴスを倒すのだ!」

え?
バトルフィーバーって踊りの戦隊だったの?
・・・・知りませんでした。
フィーバーってもしかして映画のサタデー・ナイト・フィーバーのフィーバーから来ているのだろうか?
サタデー・ナイト・フィーバー - Wikipedia
サタデー・ナイト・フィーバー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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映画の日本公開が1978年7月15日だから・・・時期的にはバッチリあってる・・・まさか・・・

バトルスーツを初めて着てテンションの上がった5人が鉄山を無視して狭いスペースで踊るシーン・・・
ぎこちない踊り・・・(地団駄を踏むような踊り・・・下手?)
なんなんだこの面白い演出は・・・もはやコント。
↑・・・笑ってしまいました。


バトルコサックってなんでコサックだけ国名じゃないのだろう?
ユーラシア代表の戦士らしいが・・・バトルソレンではダメだったのか・・・?
Yahoo!知恵袋で同じ質問をしている人がいましたが・・・←回答がいまいちしっくりこないなぁ~


ミスアメリカってなんで仮面(硬い素材)の上に髪の毛・ヅラ(やわらかい素材)を生やしちゃったんだろうか?すごい違和感(不自然さ)を覚えるのですが・・・
可愛くもないし格好良くもない・・・
これ以降も以前もスーパー戦隊シリーズでは仮面に髪の毛が生やしているヒロインキャラクターが存在しないということは、この造形はあまり人気なかったのかな?
インパクトはあるんだけど・・・


バトルケニアの踊りがコントみたいな動きで地味に面白い・・・


バトルフランスの踊りって←スペインのフラメンコっぽいんだけど・・・「???」


バトルジャパンの戦闘シーンで重なってくる踊り映像が・・・←まさかの空手?(踊りじゃないし・・・)
なんで日本舞踏にしなかったのか?東千代之介(倉間鉄山将軍)は日本舞踊若菜流の家元なのに・・・


BF(バトルフィーバー)の人文字(笑)・・・当時の子供たちにはカッコ良く見えたんだろうか?・・・Jの文字は省略?


コウモリ怪人
「右大臣サモテカの流れをくむコウモリ怪人」
どのへんがコウモリなんだろう?コウモリっていうより顔の形がゾウとか蝶々っぽい・・・黄金の仮面が大きく左右に開いているようなデザイン・・・ただミサイルを受けるためだけに登場してきたと言っても過言ではない怪人・・・


ペンタフォース!!
ミサイル2発発射(発射するまでの段取りがイマイチスタイリッシュじゃないなぁ~)


赤いコウモリ傘の女(暗殺者:鹿沼エリ)が、持っていたコウモリ傘をバトルフィーバー目掛けて投げつける↓
バトルフィーバー伏せろ!
伏せろ!っていうぐらいだからその傘はバトルフィーバーの頭上を越えて大きく彼方へ飛んでいくんだろうなぁ~と思っていたら→バトルフィーバーのほぼ目の前・足元(30cmぐらいところ)に落ちて、そして大爆発する・・・直撃じゃねーか・・・

爆笑しました。
このシーンは見る価値あります。
面白すぎる。

直撃でも何事もなかったかのように次の戦闘シーンが始まる・・・さすが昭和です。


戦ってる時の映像のブツ切り編集がちょっとしつこいと感じました・・・くどい・・
なんとなくYOUTUBERの編集みたい・・・


敵幹部ヘッダー指揮官の映像の差し替えについてwikipediaに詳細が載っています・・・↓
バトルフィーバーJ - Wikipedia
今でいう清原和博、田代まさし状態・・・?
ヘッダー将軍は逮捕されて→Youtubeにアップされているのは差し替えられたバージョンみたいです・・・(しみじみ)
潮建志(うしおけんじ)→石橋雅史(いしばしまさし)


「バトルフィーバーJ」は音楽・主題歌がすばらしい!
当時の子供向け特撮ドラマのオープニングって必ずと言っていいほど
子供のコーラスが入っているのだけど・・・なんでだろうか?
なんか親近感が沸いて視聴率が高くなるとかそういう効果があるのだろうか?

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> バトルフィーバーJ
★『バトルフィーバーJ』(オープニング)作詞:山川啓介 作曲:渡辺宙明 唄:MoJo、コロムビアゆりかご会、フィーリング・フリー

MoJo - ウィキペディア

・・・作詞:山川啓介?
山川啓介さんといえばあの『宇宙刑事ギャバン』の主題歌を作詞した作詞家さんです。
宇宙刑事ギャバン コンプリート DVD-BOX (全44話, 1080分) 東映 特撮アニメ番組 [DVD] [Import]
他にも沢山の大ヒット曲を作詞している超超超大御所です。
山川啓介 - Wikipedia
★他に作詞した曲・・・↓
矢沢永吉『時間よ止まれ』『チャイナタウン』、岩崎宏美『聖母たちのララバイ』、ゴダイゴ『銀河鉄道999』(作詞:奈良橋陽子と共同)郷ひろみ『哀愁のカサブランカ』等々・・・
これだけのヒット曲を量産できるとは・・・あっぱれと言わざるおえません。

★『勇者が行く』(エンディング)作詞八手三郎 作曲:渡辺宙明 唄:MoJo
八手三郎 - Wikipedia
この『バトルフィーバーJ』の原作者でもある八手三郎さんが作詞をしています。

八手三郎(やつで さぶろう・はって さぶろう)といえば、あの『超人バロム・1』のオープニング「ぼくらのバロム・1」(歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会)を作詞した天才作詞家さんです。
※いまだにルーロルロロの意味がわからない・・・
超人バロム・1 VOL.1 [DVD]

実は八手三郎という名前は共同ペンネーム(東映テレビ事業部/現在は機構改革により映像本部テレビプロデューサー集団の共同ペンネーム。1976年あたりから東映テレビ部を指す名称となる)であって、単独の個人(自然人)の名義ではないのです・・・
平山享(ひらやまとおる)・・・もともと八手三郎は平山亨(東映テレビ部プロデューサー)のペンネームであった・・・
平山亨 - Wikipedia
※↑平山さんは映画『新諸国物語 笛吹童子シリーズ』『新諸国物語 紅孔雀シリーズ』で助監督をやっていたみたいです。ここで東千代之介さんにつながりました!

作曲:渡辺宙明(わたなべちゅうめい)
渡辺宙明 - Wikipedia
『バトルフィーバーJ』のオープニング・エンディングとも作曲している作曲家さんですが、こちらもwikipediaを見て関心しました。←その(私が知っている歌の)作曲数の多さに・・・宇宙刑事ギャバン、マジンガーZ等々特撮ドラマからアニメ、映画まで幅広く・・・

私(私たち)は山川啓介、八手三郎、渡辺宙明の作った音楽を聞いて育ったんだなぁ~(しみじみ)


★『バトルフィーバーJ』つっこみどころ満載!とても楽しい昭和の特撮テレビドラマです。おすすめ!