2018年2月2日金曜日

武田邦彦「紙のリサイクルは非科学的である、資源的には意味がない」考察メモ

武田邦彦「紙は一部リサイクルできるが、資源的には意味がない」

☆紙のリサイクルについて武田邦彦さんが自身のブログで話している内容がとても面白かったので『一部文字起こし&考察』したいと思います。

武田邦彦さんのブログより
科学のショーウィンドウ5:リサイクル(紙)
https://www.youtube.com/watch?v=Ew1_bqs02uM

※ちなみに武田邦彦さんは基本引用オールOKを公言している方です。

《科学のショーウィンドウ5:リサイクル(紙)音声の主な内容

☆紙というのは本質的にはリサイクルする必要がないものなんですね。
というのは、紙はだいたい木からできるんですよ。
木は空気中のCO2を吸収して、そして太陽の光で光合成してできる・・・

誰でも知ってるように
木ってのは春ごろから芽をふいて茂る→紙はそこからできるんですよ・・・木の繊維を使いますから。

ということは→紙はもともとの原料が『太陽光とか CO2とか 水とか 』こういうもん(自然のもの)でできるんですね。

山さえあれば、木さえ生えてれば、自然にできていく・・・毎年新しくできる・・・なくなるもんじゃないんですよ。

だから、紙こそ、ぜいたくに使い捨ててもそんなに悪いもんじゃないんですよね。

このごろ再生可能エネルギーと言っていますけども、紙こそがまさに再生可能資源なんですよ。
再生がどんどんできる資源なんです。



紙 - Wikipedia
紙(かみ)とは、植物などの繊維を絡ませながら薄く平(たいら)に成形したもの。



水道の水もどんどんどんどん再生されてくる資源なんです。

太陽の光が海水面を温めて、蒸発した真水が山に降ってできるんで・・・
日本ですとだいたい1年に8千億トンぐらいの水が降ってくるんですね、真水が・・・

そのうちほとんど99%を全部そのまま海に流しちゃってる・・・
農業用水をいれても90%を流しちゃってるんです。

全然もったいないんですよね・・・

水もどんどんどんどん再生されてくる資源なんです。

『自然の力で自然に再生されてくる人間に価値あるものっていうとですねそれは第一に水(真水:水道水)なんですね・・・第2が紙なんですよ』

水は山の上に降って…そこに貯水池さえ作っとけば
あとは重力で落ちますから・・・ほとんど電気も何もいらず、真水をあふれるほど使えるんですよ。

お風呂なんか毎日入っても全然平気なんですね。

水なんか1日使い放題に使ったって10円ぐらいにできないわけじゃないんですよ(なんでかっていったら自然が作ってくれるもんだから・・・)

水道水の節約について↓

『水道水の節約』=せっかく真水があるのに→海にただ流しているだけということになりますね。

主婦の人に「なんで水を節約するんですか?水って山ほどあるのに」って言ったら「水道代がもったいない」って言うんですよ。

だから(水の節約をやめるには)お金さえ安くすればいいんですよね。

お金を安くするっていうのは→ポンプを使わないということと・・・
今は役所が水道水の管理をやっているのでコストが高い
水道代→水道を民間に委託したら10分の1ぐらいになるでしょうね・・・

これと同じなのが紙なんですよ・・・



※水道水(水道事業)を民間委託しちゃうと別の問題が起こるとかつて聞いたことがあります。
国民の生命・ライフラインに関わることなんで悪い奴ら(外国籍企業等?)に乗っ取られていざという時何か悪いことされたり、何か良からぬフッ素?等を入れられたら困るとか・・・そういう話を聞いたことがあります。

水道水フッ化物添加 - Wikipedia
私が知っているのは陰謀論経由の情報なのかしら?よくわかりませんが・・・



日本の人口で・・・日本の森林面積67%っていったら・・・
森林でできてくる木で十分に日本人が使う紙をまかなえるんですよ

この資源を有効に使わないってのはないんですよね。

木というのは自然とはえる・・・むしろ、ある程度たったら伐らなきゃいけない・・・スギだったらスギの花粉がでますし・・・そのまま放置しておいたら原始林みたいになる・・・
適切に伐っていかないといけない。

せめて日本ですと1500万トン~2000万トンぐらいは、木から新しい紙を作れば、山の人も生活できるようになり、日本の山もちゃんと管理されるし、山が生き返れば今度は山から流れてくる海がさかえますからね・・・

自然の循環がすごくうまくいくようになります。



ただ、紙っていうのは色々多種類ですよね
非常に新品の紙もあれば、ダンボールのようにもう使い道のないような紙もあるんですよ

だから紙は一部はリサイクルできるんです・・・だいたい10%~20%はリサイクルしていいでしょうね・・・あとの80%は燃やしちゃった方がイイんですよ

昔みたいにチリ紙交換屋さんにまかせておけば
良い紙だけリサイクルしてくれる。



紙のリユース、リサイクル/小学生のための環境リサイクル学習ホームページ
http://www.cjc.or.jp/j-school/c/c-1-6.html
一般社団法人産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター

☆現状(2013年のデータ)紙の原料の約60%は「古紙」。

上のサイトなどを見るとリサイクルの過程(『種類ごとに分別し、まとめる』)←この作業があるだけ・・・ただ燃やしてしまうより・・・逆に雇用が多く生まれているんじゃないか?と思いました。



山の管理

今みたいに細いスギが立ってて、誰も間引きもしないんで
ちょっとした雨が降ると(根がくずれて)流れて、川をせき止めて、洪水が起こる・・・

紙のリサイクルをしている人は洪水を起こしている張本人
山をダメにしている張本人なんですよ。

ちょっと煽ってます・・・

だから『環境を良くしようと思って』紙のリサイクルをしている人はすぐにやめた方がいいんですよ
自己満足にすぎないし、あまりに非科学的なんですよ。

少なくとも自治体、官庁、市民グループは紙の回収は一切やめた方がいいですね。
環境をこれまで悪くしているのを知っていながらやるっていうのは、私は社会的な活動としては不適切だと思います。



☆洪水に関してはこういう記事を見つけました↓
WEDGE REPORT
2011年7月31日
水害の多発からニッポンの森林を考える
荒れた人工林の放置が最大の問題
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1435
※放置人工林はやはり問題があるようです。



日本製紙連合会
ペーパーワールド
http://kamitsubu.com/p-world/
紙をつくる会社は世界中に森もつくってるんだ
紙をつくる会社は、30年以上前から持っていて植林に取り組んでいるんだ・・・今では世界12か国で植林中・・・



紙の原料になる木材の約7割は海外から運ばれてくる・・・

木材の輸入先は、オーストラリアやアメリカなどの先進国地域が中心。
http://kamitsubu.com/p-world/recycle/forest.html



↑こういう情報を聞くと
わざわざ海外で植林&輸入する理由はコスト以外ないと思うのです。

紙のリサイクルって、もしかしたら人間のもったいない思想どうこうで行われているんじゃなくて、経済原理が大きく働いて現状こうなってるんじゃないか?とちょっと思いました。コスト・・・特に人件費をいかに安くするかや、いかに儲けを出すか・・・それを最優先にして物事が動いているような気がしました。

☆ただ『科学(情報)を知らない』・・・ということも大きく影響しているのだろうと思います・・・
結局、私を含めた大衆の多くは、興味のない情報に対しては本当に無知なので「この手の情報」をただ知らなくて、役所やテレビ等のプロパガンダにひっかかってしまうっていうのはあると思います。役所とかテレビの中の人(職員ひとりひとり)も『実際はどうなのか』「武田邦彦さんが今回話している科学」とかをあまりわかっていないような気がします。

武田邦彦氏が今回話している内容が必ずしも『真実』『正しい』『科学的』であるとも限らないわけですが・・・
とても考えさせられる→こういう情報はもっと世間一般に広く知られて、精査されるべきだと思いました。